
東海道・山陽新幹線の中でひときわカッコイイ車輌、それがJR西日本が開発した500系。
従来の、そして現行の700系とも似ていない。ついでに言えばJR東日本の東北上越山形秋田長野新幹線にも似ていない。
鉄道好きというよりも馬鹿っ速い乗り物が好きな人にはたまらない、その鋭いスタイル。まさにレールの上を走る航空機か、はたまたF1か。
そんな速くて、カッコイイという理想的な乗り物である500系がとうとう東海道新幹線としての運用をやめるという話が聞こえてきたのはいつのことだったか。そんなに古い話でもなかったような・・・。
聞けば速いけど狭くて不評なのだという。冗談ではない!贅沢を言ってはいけない。格好良くて速い、それで充分じゃないか。
だけどあたら東海道新幹線、そう簡単に無くなる訳がない。
なーに大丈夫、いつでも乗れるさ。
などとのんきに構えていたら東京までやってくる500系ののぞみ号はいつの間にか1日1往復にまで減らされ、後はN700系などに変わってしまった。700系にしろN700系にせよあんな面白みのない車輌の何がいいのか分からないけど、頻繁に仕事で利用する人にはそれでいいのだろう。
そして2010年2月28日の運転をもって500系は東海エリアから撤退してしまうと正式な発表がされた。
それでも西日本エリアで高速列車として運用されればいいけど、居住性の問題から不人気なのは代わりないので、あろうことか各駅停車のこだまとしての運用のみで、しかも威風堂々たる16両編成から半分の8両編成にされてしまうそうな。何ともったいない!
あれだけ格好良くて速い「クルマ」をそんな風にコケにした扱いをしてしまっていいのだろうか?
人間そんなに贅沢になってどうするの?
いくらぶつぶつ言っても決まったものはしょうがない。ならば可及的速やかに乗らねばならない。何しろワタシは1度も乗ったことが無い。
ちょっと体験して、証拠写真を撮る程度なら東京~新横浜間でも乗ればいい。しかしそれではせっかくの500系の速さを体感できない。ならば京都まで行けばかなり面白そうなのだけど、あいにくと東京発の500系のぞみは12:30分発の29号のみとなっている。
いかに速いのぞみといえども京都まで行ったらそれなりの時間になってしまうではないか。だったら手前の名古屋まで乗ろう。愛知県長久手町にあるトヨタ博物館では「クルマとマンガ」なる企画展をやってるし。
名古屋城は行ったことがないし。リニモにも乗りたい。台湾ラーメンも食べてみたい。
・・・などと後付の理由をひねり出しつつ、「のぞみ29号で名古屋へ行く計画」を発動。当初は1月末を考えていたが家の事情で断念、その次の2月13日は相方の勤務先の都合で断念、ついに最終運用1週間前の2月20日にようやく出発。










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